「淀川流域【天然鮎】の見聞」を開催します

戦後の河川整備では当時の時代背景から治水・利水目的の事業が優先され,天然アユなど回遊魚の遡上阻 害の進行をはじめ,魚類等の生息環境の劣化が進行した結果,豊かな漁労・食文化も衰退してきました。し かし,1997年の河川法改正によって「河川環境の整備と保全」が目的に加えられてからは,劣化した自 然を再生する事業が増加しています。こうした社会変化に呼応して,全国的に天然アユ遡上復活の盛り上が りを見せています。桂川流域の鴨川「龍門堰(京都市伏見区下鳥羽)」でも魚道を設置(遡上期のみ), 一昨年には約2万尾以上,昨年には3万尾程度の遡上を確認しました。 本フォーラム「淀川流域【天然アユ】の見聞」では,天然アユを遡上させるための課題や,遡上させると どのようなメリットがあるかについて議論します。これらを明らかにして,河川環境に反映させていくため には,漁業関係者・研究者・行政・市民の諸団体が一緒に考える必要があります。そこで,「桂川流域ネットワー ク」と「京の川の恵みを活かす会」が主催者となり,天然アユ遡上と豊かな漁労・食文化の復活を目指すた めの集いを企画しました。

■日時:2013年9月22日(日)午前10時〜午後4時半
■場所:
京都嵯峨芸術大学 罧原キャンパス 有響館 G401
■主催:京の川の恵みを活かす会,桂川流域ネットワーク

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案内チラシ1
案内チラシ2

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